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コミュニケーションの耳袋

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2011年03月30日(水)

真のリーダーとは

阪大総長、鷲田清一さんの言葉。続きです。
今回は、リーダーとは?
松下幸之助さんの言葉の引用です。
こういうリーダーが少ないのが
いまの日本の弱点。

昨今、リーダー論の本が書店には溢れていますが、
そしてちょっとひねくれた言い方になるかもしれませんが、
そもそもリーダー論に素直に従うような人は
リーダーになれないということもあります。

リーダーたる人は前例を踏襲せずに、
みずから道を開いてゆく人であるはずだからです。

リーダーシップについて論じ、
なんとも深い味わいがあるなあと感心した言葉があります。

それは、パナソニックの創業者、
松下幸之助さんが自社の管理職員の前で話した言葉です。

松下幸之助さんは「成功する人が備えていなければならないもの」として、
「愛嬌」と「運が強そうなこと」と「後ろ姿」という、
意外な三つを挙げました。

理由はあえて説明せずに、です。

この三つの条件について、わたしはこんなふうに解釈しています。
「愛嬌」のある人にはスキがあります。
無鉄砲に突っ走って転んだり、
情にほだされていっしょに落ち込んでしまったりする。

だからまわりをはらはらさせる。
わたしがしっかり見守っていないと、という思いにさせるわけです。

次に、「運が強そうな」ひとのそばにいると
何でもうまくいきそうな気になるものです。

その溌剌とした晴れやかな空気に乗せられて、
一丁こんなこともやってみるかと冒険的なことにも挑戦できます。

次に、だれかの「後ろ姿」が眼に焼きつくときには、
見ているほうの心に静かな波紋が起こります。

寡黙な言葉の背後に秘められたある思いに想像力が膨らむのです。
あの人は何をやろうとしているのか、
何にこだわっているのか、ついそのことを考えてしまいます。

そう、見る人を受け身ではなく、能動的にするのです。

無防備なところ、緩んだところ、それに余韻があって、
それが他人の関心を引き寄せてしまうからです。

軸がぶれない、統率力がある、聴く耳をもっているなどといった心得も、
たしかに大事でしょう。

が、この隙間、この緩み、この翳りこそ、
人の関心を誘いだすものなのです。

組織とは言うまでもなく人の集団です。
そして、一人一人が受け身で指示を待つのではなく、
それぞれにそれぞれの能力を全開して動くそのときに、
組織はもっとも活力と緊張感に溢れます。

上司の命を待つのではなく、一人一人が自分の頭で考え、
へこたれずに行動できる組織がいちばん活力があるのです。

getting things done by others.

そういう意味では、
リーダーがいなくていい組織を作れるのが真のリーダーだと言えるかもしれません。

何ともその通りです。
この人について行こうと思う人は
人に好かれる個性を持っている。

完璧さは、欧米がもたらした幻想だと思うのです。
日本人は、何となく曖昧だけど、
理由が明快じゃないけど

無意識に正しいと言うことを察知する力があるのです。

こういう人になりたいけれど
意識してはできませんね。

やはり、人を大事にする、自然を愛する
楽しいことを素直に楽しいと思える。

そんな人間なのでしょうね。
憧れですね。

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