山の中に入って、
木を切るという体験をしました。
場所は、静岡県天竜の山。
チェーンソーを使っての伐採ですが
感動!!!!!

友達が、木暮人倶楽部という
木と共に生きる人の協議会を立ち上げました。
私も、森の神ということに関心があったので参加。
まずは、木のことを少しでも知るために
友達の伐採に参加させてもらいました。
天竜で林業を営む
天竜TSドライシステム協同組合の人たちの伐採です。
私も知らなかったのですが、
ここの人たちは、「新月伐採」をしている。
新月期にのみ、伐採をするのです。
なぜか?
下弦の月から新月の間に伐採した木は、
ひび割れや虫食いがなく、何よりも狂いが少なく色つやもいいそうです。
バイオリンの名器ストラヴィバリウスに使われた木材は
新月に伐採されたと言われています。
また、世界最古の木造建築、法隆寺も。
人間の知恵はほんとうにすごい。
そんなことまで知っていたのですから。
この素晴らしいやり方を受け継いでいるのです。
たしかに効率は良くないかも知れません。
でも、それこそが日本の木を守る方法。
それを体験しました。
あらかじめある程度切れ目を入れてあるところを
チェンソーで、素人が順番にズギューン。
そしてくさびを打つ。
倒れるときは、あっという間です。
からだがジーンと震えましたね。



たしかに大変な仕事です。
でも、それが日本の木の文化をつくった。
切った木は、葉枯らしといって
枝や葉をつけたまま数ヶ月放置する。
そうすると、
葉が水分を必死で吸い上げるので
木は乾燥していくのです。
これが、天然乾燥。
ほんとうに手間が手間がかかりますが
こうするからこそ、いい木材のなるのですね。

切り株の木片を触ったら
水分でビショッとしていましたから。
木は水分にあふれている。
だから、
神戸大震災でも
鎮守の森は焼け残りました。
木は、防火林なんですね。
そんなことも実感しました。
やっぱり日本は、森の国。
国の約70%は山であり森。
でも、残念ながらそういう意識は低い。
工業やマンガの国が一般的です。
しかし、森には水があり、木の実があり
動物が生き、そして
古層の神がいる。
もっとたくさんの人が
森のことを知らないと行けないな、と
しみじみ思いました。

