東京国立博物館で開催されている「皇室の名宝」展。
実は、伊藤若冲の動植綵絵30幅が一度に見られる絶好の機会です。

タイトルで失敗しましたね。
思ったより入場者が少ない。
おかげで、動植綵絵をゆっくりと見ることができました。
皇室がもっているので、
なかなか30幅を同時に見ることができなかった動植綵絵。
若冲の最高傑作です。
数年前に、もともとあった京都・相国寺で
一堂に会したことがありましたが、
朝一でいっても、もうすごい人でした。
それに比べれば、ラッキーです。
その中でも、有名なのは「群鶏図」ですが
13羽の鶏が、それぞれ違う思いを表情に表わしています。
すましていたり、怒っていたり、ボーっとしていたり。
見ているだけで、
13のストーリーが書けそうなくらいです。
それくらい、筆致がリアルなのですが
よく見ると、多視点。
一転から見て書いているのではなく、
いろんな角度から見て、それぞれに描写しているのです。
だから、何だけ変だけど超リアル。
すごいはずです。
もう1点、ユニークなものがあります。
「池辺群虫図」
カエル、蛇、セミなど50種類を超える虫や爬虫類が
画面の隅々にまでびっしり。
これがまたすごい。
世界はこうなんだ!と目を見張ります。
ただの図鑑とは、全然違って
みんな意志を持って生きている。
これをもっとパーツで見たいと思っていたら
ありました、その本が。
「生きてる」(小学館)刊。
一匹ずつ取り出しているので
ほんとうに生きてる!
必見です。
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とにかく、行ってください。
見逃さないでください。
一生の損ですから。

