六本木アートナイトに、
ヤノベケンジのトらやんが現れました。
体長7.2メートルの巨大な雄姿に
老若男女がかわいい!を連発です。

東京都や、六本木商店街、森ビル、ミッドタウン
国立新美術館、サントリー美術館が主催して行われた
「六本木アートナイト」。
東京文化発信プロジェクトの一環として催されたものです。
その目玉が、美術家ヤノベケンジのトらやん。
アトムスーツ・プロジェクトで
放射能感知服を着て、チェルノブイリ原発を歩いたりしたことのある
美術家。
都市の廃墟をテーマにした作品で独自な世界を築いています。
彼の今回の作品が、ジャイアント・トらやん。
絵本で知っている人もいると思いますが、
もともとは、タイガース好きのお父さんが始めた腹話術の人形。
なんともいえない、かわいいような、怖いような、ロボットです。
それが、六本木ヒルズに出現。
時に、火を吐きます。

見に来た人たちは、キャーキャー。
アートだけれど、エンターテイメント。
そもそも、このイベント、六本木アートナイトは
すっかりおのぼりさんのメッカになってしまった六本木に
人を呼ぶための催し。
六本木ヒルズは、近頃、アジア人しか見かけないくらいに
なってしまいました。
たしかに、人は珍しくたくさん来ていました。
しかし、肝心のお店に人は入っていません。
賑わっているのは、屋台のみ。
アートとビジネスがうまくリンクしていません。
もともと、アート好きと六本木という組み合わせも
なかなかむずかしいと思っていましたが、
人来れど、儲からず、な感じです。
折角、アートという素材を利用しているのですから
何かしらのリンクを作らなければ
アートを見に来ただけで終わってしまいます。
これでは、ただの商店街のイベントとあまり変わらないのでは。
そんなことを感じてしまいました。
もったいない。
でも、そこから見た東京タワーはアートしてました。


