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コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
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2008年12月16日(火)

津軽三味線慰問隊

高橋祐師匠が、弟子三人を引き連れ、
老人施設を訪問。
驚いたのは、
お年寄りたちの音楽に対する集中力。
改めて、音楽の偉大な力を発見しました。

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強い撥さばきと、緩急のある演奏で定評のある
現在最高峰と言われる高橋祐次郎一門の高橋祐さん。
私の津軽三味線の師匠です。

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狂言のほかにも、三味線までやっているのか
と思われた方もいらっしゃるでしょうが、
ほんと、われながら気が多い。
お恥ずかしい次第ですが。

先日、師匠とともに、老人施設に演奏慰問に出かけました。
2か所回ったのですが、
どちらも、認知症の施設。
演奏が始まるまでは、老人施設の空気が流れていました。

しかし、演奏が始まると、食い入るように見つめています。
撥さばきや、左手の動きをじっと。
まるで、品定めされているかのようでした。

特に師匠の独演のときは、
リズムをとる方あり、手をたたく方あり。
大きな笑顔をする方も、涙ぐむ方もいました。

つまり、音の関する能力は健在なのです。
音楽に反応する力は、おなじ。

音楽は、それだけ強い影響力があるのです。
音楽に国境はないとは、よく言われますが、
年齢や病気にも関係ないのだなあ、
と音楽への認識が新たになりました。

やはり、音楽をはじめとする芸能は
もともと神に捧げるもの、神と交信するもの、だったのです。
すばらしきかな、芸能。
ここに、人間の原初の能力、野生の能力が
あるのかもしれません。

慰問を通して、すばらしいことに触れることができました。
もっと続けねば、です。
もっとがんばります。

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