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コミュニケーションの耳袋

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2008年10月04日(土)

岡本太郎と縄文文化の関係

中沢新一さんが主宰する「芸術人類学研究所」の
縄文と岡本太郎、というシンポジウムを聞く機会がありました。
岡本太郎のあの爆発は、
なんと縄文文化に後押しされていた、というのです。
すごかった!

言わずと知れた岡本太郎。
「芸術は爆発だ」
もちろん、岡本太郎の中にその原点が潜んでいたのでしょうが、
それを社会に提言するきっかけになったのが、
縄文土器との出会いだったそうです。
現在、岡本太郎記念館館長である平野暁臣さんの言です。
そのころ、岡本太郎は悩んでいたとのこと。
ある日、上野の美術館で縄文土器を見たとき、
おー!戦友がいた!と絶叫したそうです。
つまり、縄文文化が岡本太郎を後押しした。
そこにあるのは、弥生文化のシンメトリー、静謐、予定調和ではなく
非対称、奔放なものだったのです。
これを見て、自分の考えは間違いなかったと確信して
以降の岡本太郎の活動につながった。
有名な太陽の塔もそこから発想されているのです。
これを聞いて、私もうれしかった。
日本人は、きちんとしているだけでなく、
奔放な創造性が、もともとあった。
中沢さんは、これを教えてくれたのです。
中沢さんの芸術人類学の根本の考え方は、
「人間の中に眠っている、自然な状態の中の想像力
つまり、野生の思考をよみがえらせること」
芸術こそが、抑圧、管理から抜け出す流動的な力。
いいですねえ、
これから私ももっと考えたいと思います。野生の力。

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