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コミュニケーションの耳袋

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2008年10月30日(木)

エジプト5千年の旅⑤顔柱のハトホル神殿

40度の太陽に、顔が焦がされてしまいました?
デンデラにある、ハトホル神殿。
今から、約2050年前のプトレマイオス朝に建てられたものです。

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柱の上部にハトホル女神の顔が付いていたそうですが、
当時迫害されていたキリスト教徒によって、削り取られてしまったらしい。
恨みというものは、年月を超えても、なんと恐ろしいことでしょう。
たくさんの壁画が、
こうしてのっぺらぼうな顔をさらけだしているのです。
見上げてごらん、顔のない顔を!

とはいえ、この神殿には、
壁の上部まできれいな壁画が描かれています、すごい!
天井にまで、たくさんの神話の絵が。

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その中でも、ヌート神が太陽を吞みこんで、また産む姿は
クスッとするほど、ユーモラス。
天体を司る神なのですが、四つん這いになったような姿で
口から太陽がイン、お尻から太陽がアウト。
変でしょう、それとも産まれるということを考えたら、そうでもないか。


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また、入口には、
多産の神ベス神像がまるで恵比寿様のように立っています。

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というわけで、
この神殿にしばらくいると、古代エジプトの神様の
誕生の謎がなんとなくわかるような気がしてくるのです。
不思議な場所なのですが、それだけ、やっぱり神がいる?

また、外の壁には、クレオパトラと
カエサリオン(シーザーとの間に生まれた息子)
の壁画があり、やっとお会いしましたね、パトラ様という感じです。

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この神殿を見ていると、
古代エジプトがあっち側の出来事でなく、
どこかで自分ともつながっているような気分になるのはなぜでしょうか。
そんなことはあり得ないのですが、
エジプトの魔法にかかってしまいました。
私の旅は、どうやら
エジプトの神様の手の内で遊ばれているようです。
なんとも言えないような精神状態。トランス?
いえいえ、まだまだ正気です。
まだ、ミイラさんにもお会いしてませんし。
も少し、がんばりましょう。


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