メルマガ登録
コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
大きな耳に溜め込んだ耳寄りな話、広告、心理学、マーケティング、クリエイティブなどなどを。21世紀の耳袋、として発刊します。

※現在準備中です。お楽しみに!

セミナーのご案内

『ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラム2012』
2012年3月3日 (土) 場所:東海大学湘南キャンパス

                              

« エジプト5千年の旅①はじまりはじまり | メイン | エジプト5千年の旅③王名表のあるアビドス遺跡 »

2008年10月22日(水)

エジプト5千年の旅②古代エジプト画の描き方

ずっと、古代エジプト画は
子供のような絵だなあ、と思っていました。
ところが、描き方には重要な意味があったようです。

1.JPG
(ラムセス一世)

神殿といい、お墓といい、壁という壁には
びっくりするほどたくさんの古代エジプト画の
絵やレリーフがあふれていました。
そこは、まるで5~3千年間、休まずに開館しているミュージアムです。
それが、ほんとうにきれいに残っています。
ネフェルタリの墓の内部は、
夢を見ているような色彩にあふれたマジックルーム。
ここについては、またゆっくりお伝えします。
古代エジプト画。みなさんも記憶しているように
顔は横を向いているのに、肩は正面を向いている。
まるで、小学生のときに描いたような絵です。

6.JPG
(左がネフェルタリ)

ちょっとアートっぽくないなあ、という固定観念がありましたが、
実は、描き方に法則があったらしいのです。
古代エジプトでは、からだの部分には、永遠に残されるべき本質や
ものの本来の性質が含まれていると考えていたようなのです。
それで、その部分がいちばんわかる方向から描いたのです。
「目」は前から。「鼻」は横から。
「肩」は前から。「胸」は横から。
「ウエスト」は正面からから。「足」は横から。
この法則が、あの古代エジプト画を生んだのです。

ほんとに思い違いでした。
ピカソのキュビズム時代の絵。
似ています!?
真似たかどうかはわかりませんが、
ピカソは、アフリカ彫刻に影響を受けたそうですから、
エジプト画も見ていたかもしれません。。
うーむ、固定観念は厄介なもの、反省です。

4.JPG
(ミイラをつくるアヌビス神)

2.JPG
(冥界へ行く聖船)

それから、これらの絵はすべて神に見てもらうためのもの。
王や従者をはじめ、供物、船、動物などありとあらゆる
古代エジプトの社会が描かれています。
そして、古代エジプトの社会や思想がわかったのも
これらの壁画がに残されていたからこそ。
墓は盗掘にあい、多くのものが消えうせてしまいましたが、
壁の絵までは盗まれませんでした。

11.JPG
(霊魂バー)

12.JPG
(人間の生命力を表わす、カー)

本当に、どこを訪れても、壁画、壁画。
エジプトは、ピラミッド、ミイラと思われていますが、
今回の旅で、いまさらながら、エジプト画のすごさ、
深さをしることができました。
だから、もう一度、見たい壁画はたくさんあります。
絵は言葉より深遠。
次回以降も、いろいろ出てきますが、お楽しみに。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://s-eisaku.jp/mt_sys/mt-tb.cgi/207

コメント (0)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)