三十数年ぶりに見に帰ってきました。
山車ものとしては、日本有数の八戸・三社大祭。
子供のころと違って、
熱く、そして華麗な山車絵巻でした。


岩手県の洋野町と八戸に地震があったのが
ほぼ1か月前。
しかし、地震などものともせず、三社大祭は
見事に行われていました。
三社大祭の起源は、享保六年。いまから、280年も前のことです。
天候不順の祈願のためといわれていますが、
いまでも、当時を思い起こさせる、
古式ゆかしい神社行列が行われています。
神輿の前後に、幡、鉾、神楽。笛、太鼓に法螺。
天狗や獅子舞などが、時代絵巻のようにやってくるのです。
そして、子供や多くの人に引かれた27台の山車。
全長は、幅、高さ10メートル。
大きなからくり人形のように、道路の幅や、電線などに合わせて
せり上がったり、せり出したり。
自在に動くさまは、圧巻です。
これらが、笛、太鼓、そして「やれーやれー、よいさーよいさー」の
掛け声とともに、町を練り歩くのです。
なぜ、こんなに素晴らしい祭りが知られないのか、
不思議ででたまりません。
全国のニュースに出るのは、きまってねぶた祭り。
地方の再生は、こんなPR下手を解消することから
始めなければならないのだなあ、と痛感しました。
この山車は、みんな素人の人たちが、仕事が終わってから
何カ月もかけてつくったもの。
地震で壊れたものもあって、運行当日に完成した山車も
あったそうです。
本当に素晴らしい故郷です。
来年は、皆さんもぜひいらしてください。

