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コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
大きな耳に溜め込んだ耳寄りな話、広告、心理学、マーケティング、クリエイティブなどなどを。21世紀の耳袋、として発刊します。

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2007年12月03日(月)

電車で席を譲らない理由

前に、阪急電鉄が優先席を復活させた記事を見て
「席を譲らないのは、なぜ?」ということを書きましたが
教えている大学生に聞いてみました。
そうなんだ!というのが感想です。

みんなに聞いてみました。すると、
「席を譲って断られると、どうしていいかわからなくなる」
「なんか、かっこつけてるみたいで」
「席を譲ろうと思うけど、知らない人に声を掛けられない」
「しゃべるのが面倒くさい」
「どう言えばいいかわからない」
「実際に譲って断られた」
などなど。
私が勝手に思っていた、「他人のことに関心がない」
「他人が見えていない」
ということとは違いました。
これがすべてではないでしょうが、すこしホッとしたのと同時に
やっぱり、コミュニケーションの問題はものすごく深くなっている。
そういう思いが突き上げてきました。
話したいけど話せない、どう話せばいいの、
言葉を発することなく、一日が過ぎていく社会はどうなんでしょうか。
ますます、この問題が気になってきました。
ひとつの現象ですが、象徴的。
うーむ。

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コメント (3)

Acky:

PR勉強会で開場主としてお世話になりました。
Acky=安村亜紀でございます。

電車での席譲りの件は、一過言あったのですが、
若い子たちの言い分も理解できました。。
確かにPCが普及しすぎて会話なしで業務が動いていく・・・
一声かければいいものをメール入れておいて・・
なんていう、乾いたやりとり。。。IT社会の弊害ですね。。
恥ずかしながら、うちの会社なんてその典型です。。

そんな時代こそ、意識して、
直接対決(笑)もとい、直接対話でモノを進めていく
必要があるのでしょうね。。

「話し方講座」なんて、昔はバカにしていましたけど
以後はとっても流行る習い事になるのでしょうか・・・

シノ ソノコ:

以前より 私は 日本人(特に最近の若者)は「他人のことに関心がない」のではなく 「他人の思惑に大変関心がある」と思っています。昔の同僚で欧州の駐在員だった男性に ”どうして日本では重い荷物を持っていても誰も助けてくれないのかしら” と尋ねましたら "むろん、僕もアチラに住んでた時は すぐ助けたよ、日本人もチャンと礼儀はわきまえてるよ って事で。でも 日本じゃできないね、カッコつけてるとか 思われるでしょ?” と答えたので驚きました。
つまり アチラでも コチラでも 他人の視線が気になる。彼に限らず 自分の意志より他人がどう思うかで行動する人が多いですね...
最近 女性達の関心も 他人にとって自分がどのように素敵に思われるか その方向に益々 収斂していくようで がっかりしています。 

匿名:

安村さん
そうですね、ネットと携帯によって
言葉に出して話すという機会が減ったのは事実。
声を発さなくても、なんとかなる一日。
私には、なかなかできません。
根が、おしゃべりだから。

シノさん
他人の視線や感じていることが気になる、のは
本当にそうだと思います。学生も言っていました、
カッコつけとか、親切の押し売りとか思われるのは
嫌だと。
他人の評価や思惑は気になります、たしかに。
それでも、どこかでそれを超えないと
すべてが躊躇で終わってしまわないかと。
難しい問題です。

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