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コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
大きな耳に溜め込んだ耳寄りな話、広告、心理学、マーケティング、クリエイティブなどなどを。21世紀の耳袋、として発刊します。

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2007年09月24日(月)

町の旅館を考える

じぶんの生まれた町にもあった。
どこにでもあった、旅館。
気のいい女将さんは、近所の人気者だった。
いつの頃からか、姿が見えなくなってきた。
P9150298.JPG

私自身も、そういう旅館に泊まることはなくなった。
露天風呂のある温泉旅館を選んでいくことが多い。
それでも、値段を考えたとき、どれだけ満足しているのだろう。
本当の心使いはどうだろう。
料理は満足か。
多少のわがままは聞くだろうか。
もう一度行く気になるだろうか。
そんことを久々に考えさせてくれた、それが出雲の大島屋旅館だった。
狂言を見た後なので、
普通なら旅館で食事はできない。
大島屋はいいですよ、と普通に言ってくれた。
暑かったので、風呂を浴びてからでもいいですか、
とわがままを言っても、どうぞの答え。
やっと夕食についたのは9時。
出てきたのは写真の豪華夕食。かに、鮑しゃぶしゃぶなど。
お酒を後から頼んでも、女将さんがニコニコしながら
こんなお酒しかなくて、と恐縮して運んでくれた。
終わったときは11時近く。
これが、町の旅館。リピーターが多いのがわかる。
仕上げは、値段。これで1万2千円。
こんないい習慣をなくしていいのですかね。
みなさんの町ではどうですか?
みなさんはどう思いますか?

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コメント (1)

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狂言を見た後の余韻を
見事に持続させてくれたのですね。

お客のタイミングにあわせて
用意される料理。女将さんのニコニコ。

そのひとつひとつの行為が好意をつくる。
1万2千円。お金の価値以上のおもてなし。

価値の交換がうまくいくと
商売はうまくいく。

価格以上の価値は、ファンをつくる。

○天瀬温泉 天水
○嬉野温泉 椎葉山荘
○黒川温泉 山水木

価格以上の価値があります。

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