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コミュニケーションの耳袋

現代のコミュニケーションに関する話を、しかも門外不出の話を、誰よりも早くお伝えします。
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2007年05月30日(水)

生きている仏像

生身釈迦如来という名の仏像。
それが、京都・清涼寺にある如来様だ。
生身(しょうしん)という名前があらわすように、
まさに生きているお釈迦様。永遠の命を宿す仏像。
これこそ、仏像クリエイティブ。象徴としての仏像ではなく、
生きて手を差し伸べる仏像。
c.jpg

この仏像。姿かたちからして違う。
等身大160数センチ、リアル。表情も人間に近い。
それもそのはずで、この仏像は、釈迦が37歳の姿を
そのまま刻んだものらしい。生きて衆生を救うというわけだ。
インドで作られ、中国にわたり、そこで奈良東大寺のちょう然上人が
模刻し日本に持ち帰った。時、985年。まさに三国伝来、三国を旅してきた
お釈迦様なのだ。しかし、これだけではない。
生身にはもっと深いわけがあった。昭和になって、仏像の後ろを
開けたら、なんと絹でできた五臓六腑が体内に入っていたのがわかった。
心臓、肺、腸などがちゃんとできている。じつはこれ、
現存する最古の人体解剖図なのだ。レントゲンをとってみると
頭には脳を模して鏡、目や耳にも水晶。鼻、耳はちゃんと穴も開いていた。
本当に生きている仏像。
これを見て、生きている仏像のために、どうすれば?を
考えたに違いない。そうして、思いを考えに生かせば、できないことはない。
あ、クリエイティブはやはり人の生きる源。
そういう思いを強くした。
素晴らしきかな、クリエイティブ。

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