ある若い会社の研修をしました。
そこで感じたことは、
日頃から思っていたことです。
それは、
“じぶん”というものは、もともとあるものじゃないということ。
だから、じぶん探しというのは変だなあと思っていました。
じぶんは、探すのではなく、作るもの。
最初は、空っぽのコップ。
そこに、どんな色の水を満たしていくのか?
最初は青い水。そこに赤い水を注ぐと紫に変わる。
そこに違う色を注ぐと、また変わる。
こんなことだなあ、と思うのです。
最初から決まっていることはない。
じぶんで決める。
そんなことが実感された研修だったのです。
最初は現状のじぶん診断。
その時点で、参加者は素直に気づきました。
やっぱりいまは、こうなんだ。
でも、明日変わるためには?
そうポジティブに受け止めました。
多くの研修はこうはいきません。
みんなどこかのプライドが邪魔して、
いまのじぶんの城から出てきません。
だから聞いていることがすーっと入っていかない。
なんだか、動くのが恐いような感じなのです。
でも、若い彼らはぜんぜん違いました。
若いといっても、もちろん固定観念に縛られています。
固定観念はほんとうに恐い。
あっという間に、
縛り付ける力を持っているのですから。
でも、
ほんのちょっとしたヒントにもすぐの反応するようになった彼らは
間違いなく、数時間で変化していました。
変化するのを恐れていません。
むしろ、楽しい。
じぶんがじぶんの知らない、素敵なじぶんに変わっていく。
教えているこっちまで、うれしく楽しくなってしまいました。
変わることは、楽しいことなんです。
これから、かれらはどんな色に変わっていくのか、
楽しみです。
本文では、146ページ。Innovationの項です。

