江戸しぐさ、
知ってますか?
江戸の町人が生きるための知恵。
江戸はその当時、世界最大の人口を持つ都市でした。
ロンドンもぱりもかなわない、100万人。
それで、武士も町人の住む場所については、
町方にその統制を任せていました。
ほんとうに往来は人がぶつかるくらいこみいっていたそうです。
時代劇で見る様子よりよほどひどかったらしい。
そこで、町方が考えたのが、
どうすれば共生できるか、楽しく生きることができるか?
その答えが、“活きに生きる”
活きは、粋ではなかったのです。
つまりいきいき、生きる。
そこから生まれたのが、江戸しぐさ。
“肩引き”
それは、混んだ往来でぶつからないように、
すれ違う時は、お互いに肩を引いてすれ違う。
“傘かしげ”
それは、雨の日にすれ違う時、
相手に雨のしずくがかからないように、
傘を反対側にかしげる。
“こぶし浮かせ”
乗り合いの船に乗る時、
混んでいる時は乗客がきたら
だまってこぶしをついて、ひとり分のスペースを空ける。
これらのことができない人は、
粋じゃないといわれ恥ずかしかった。
すごいでしょう。
いまは、恥ずかしいくらい。
こうした江戸しぐさは
たくさんあって、
コミュニケーションにおいては、
三脱の教え。
初対面では、
年齢、職業、地位を聞かない。
つまり、先入観で人を判断せず、
オープンに付き合い始める。
これこそが、コミュニケーションの基本。
これを知った時は、
あ、ガイジンに似ている、と思いました。
ほんとうは、日本オリジナルなのに。
どうしても、
人と会うとき、話す時、仕事をするとき
相手の肩書きに左右されてしまいます。
それをやめる。
むずかしいけど、それこそが
コミュニケーションをうまくいかせる秘訣なのでしょう。
常に、オープン。
Have an open talk
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